もし、保守党の下院議員たちが党首に不満を持ち、党首を変えたいと思えばどうするか?
党首選を仕切る無役の下院議員の会、1922委員会の会長に党首不信任の手紙を送る。もしその数が保守党下院議員の総数の15%となると、保守党下院議員による党首の信任投票が実施される。そこで信任されなければ党首選が実施されることとなる。その場合には現職は立てない。もし信任されたとしても党首としての権威はさらに衰えることとなる。
現在、保守党下院議員の数は316人。すなわちその15%である48人が党首不信任の手紙を送ると、不信任投票が実施されることとなる。
1922委員会の会長が、メイ首相の不信任が15%に達し、党首選になるのではないかと心配していると伝えられた。現在の時点で、既に40人ほどの手紙を受け取っているようだ。もしこの情報が正確なら、あと10人足らず。そう遠い数字ではない。