スコットランド国民党(SNP)は、9月18日に行われたスコットランド独立住民投票で、独立賛成側の主力であった。住民投票の結果、賛成45%、反対55%でSNPはその目的を達成できなかったが、投票前のキャンペーンでその動員力の強さを見せつけ、党員数が3倍以上になっている。
その結果が、今あらわれてきている。世論調査会社のIpsos-Moriの行った、下院選挙に対するスコットランドの政党支持の世論調査によると、以下のような結果だった。
SNP 52%
労働党 23%
保守党 10%
自民党 6%
緑の党 6%
来年5月の総選挙で、もしこのような結果が出れば、スコットランド59議席のうちSNPが57議席を獲得する可能性があるという。そして前回の総選挙ではスコットランドで41議席を獲得した労働党の総選挙勝利の目は消えるだろう。